ウルトラセル[zíː]は、超音波を高密度に集束させてターゲットをピンポイント加熱して、コラーゲンや線維芽細胞等を新生・活性化する最新型HIFU(高密度焦点式超音波)です。ウルトラセルQ+と比較し、施術時間が短縮され痛みも少なくなりました。最大の特長は、SMAS(筋膜)まで効率よく熱を与えることができる点であり、従来は侵襲を伴うフェイスリフト(手術)や糸リフト治療でしか実現できなかった筋膜の引き上げが可能なことから「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。ただし、手術のような大きな効果はありませんので、高周波治療とも組み合わせながら複数の層に多くの熱をくりかえし入れ、小さな効果を積み重ねていく必要があります。たるみが気になっている方はもちろん、将来のたるみを予防したい方にもおすすめの治療です。
ウルトラセル [zíː] 5つのポイント
➀コラーゲンの増生
肌のハリや潤いの源となる皮下組織や真皮のコラーゲンを作り出す線維芽細胞は、毎日徐々に減少・緩んでいきます。ウルトラセル[zíː]の照射熱エネルギーはコラーゲン繊維を収縮させるため、施術直後に肌の引き締め効果が得られます。また、コラーゲン生成の活性が促されることによって、コラーゲンの新生が数ヶ月にわたって続くため、中長期的な効果も期待できます。
②たるんだ筋膜が引き締まる
たるみの原因のひとつは脂肪層と筋層の間にあるSMAS(筋膜)のゆるみです。この筋膜にピンポイントで熱損傷を与えて筋膜をぎゅっと萎縮させます。
③脂肪細胞も溶解してスリムに
照射ターゲット層を脂肪層に設定すると、その照射熱で脂肪細胞の破壊(溶解)、排出を促します。二重あごなどの厚い脂肪層をターゲットにした専用HIFUリニアファームを併用すれば、最適化された温度で、より効率的なたるみ・小顔治療が可能です。
※リニアファームとは脂肪溶解専用の線状照射HIFUです。皮下組織(脂肪層)に対して均一かつ一度で広範囲に熱が広がり、脂肪溶解に必要な温度で照射できます。
④施術時間を短縮
ウルトラセル[zíː]の照射速度は、ウルトラセルQ+と比べてリニアでは約1/2の速度まで短縮されました。全顔3パス施術でも照射時間はたったの5分程度と、筋膜にまでアプローチできるたるみ治療法の中で最も短い時間です。
⑤効果が出るのに痛み軽減・麻酔不要
他のHIFU治療機で「痛い」と言われている理由は、コラーゲン再生に必要なタンパク変性が始まる温度を大幅に上回る高熱で照射するため、熱感を強く感じるからだと言われています。ウルトラセル [zíː]なら、このタンパク変性を引き起こしはじめる温度(60℃)を少し上回る温度(63℃前後)で安定照射できるため、ぐっと痛みが軽減され、麻酔を使用しなくても施術が受けられるようになりました(温度のほかに照射焦点の絞り方の違いも痛みの感じ方の差に繋がっていると言われています)。
ほぼノーダウンタイムの治療です。極軽度の腫れや、鈍痛、知覚異常、熱傷を生じることがあります。
解剖の知識と機器の特性を熟知した医師が全ての施術を行います。症状やご希望に応じて、最適の設定、照射法をプランニングいたします。
【おすすめしたい方】
・顔全体のたるみが気になる方
・顔が大きくなったと感じている方
・フェイスラインを引きしめたい方、二重あごの方
・頬のたるみが気になる方
・目周りや法令線の小じわが気になる方
・はりを出したい方
・糸リフトや外科手術は受けたくない方
・なるべく痛みの少ないHIFUを望む方
・ダウンタイムの少ない治療を望む方