先週は二つの大きな学会に参加しました。一つ目は広島で開催された日本臨床皮膚科医会総会で、「EBMに基づく皮膚レーザー治療」というシンポジウムに登壇。私に与えられた課題は「しみのレーザー治療」です。まず理論の講演があり、その後あざの講演、私のあとに基礎研究の講演という構成で、メラノソームの破壊には閾値があるという考えの元、病態によりどのような治療を展開していくべきかについて、私自身も多くの学びがありました。大学の先生方のアカデミックな講演の中、私は開業医として、実臨床の部分も盛り込みながら話しました。聴講された方から、聴き応えのあるシンポジウムだったと声をかけていただきました。
東京医大皮膚科の先生方もいらしてくださり、嬉しかったです。写真は、シンポジストの河野先生と尾松先生と。下条先生は、ハーバードのDr.Andersonの元へ留学されたばかりで、オンラインでの参加でした。せっかく広島へ来たので、会場からすぐの原爆ドームだけは訪ねてきましたよ!
二つ目は徳島で開催された日本形成外科学会総会。診療を終えて羽田へ向かうリムジンバスに乗ってすぐに欠航の連絡が来て、新幹線と車で、6時間かかり夜中に徳島入りしました。こちらはピコ秒レーザーのハンズオンセミナーで、宮田先生とご一緒させていただき、宮田先生が基礎を、私が実践を担当しました。私は、Wピコトーニングの際に、正確に言うとアレックストーニングの時からずっと、スタッキング(同一部位の重複照射)を活用しているのですが、最近注目されているこの照射法への皆さんの関心が高かったです。少人数の実践形式のセミナーということもあり、多くの質問をいただき大盛況だったと思います。レーザー治療は、理論を理解することと同じくらい経験値もまた必要です。参加された先生方に何か少しでもお役に立てたのなら幸いです。セミナーが終わってそのまま空港へ向かいました。どちらも駆け足の参加でしたが、しばし日常から離れリフレッシュできました。今は、学会を二つ終えて束の間の開放感を味わっているところです。皆さまも良いゴールデンウィークを!
