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ピコセカンドレーザー(730nm+1064nm)による低フルエンス照射(Wピコトーニング)

‟レーザートーニングが一番好き”

うれしいことに、こうおっしゃってくださる方がたくさんいらっしゃいます。最初に自分の肌がきれいになったときのあの感動が忘れられない、痛いけど効果を感じているからがんばれる、この痛みがだんだんくせになる、痛みとダウンタイムの分、治療を受けた満足感が大きい、特に目立ったしみがあるわけではないけれど、治療後の肌の感じが好きだから続けている、などなど皆さんトーニング愛を語ってくださいます。

レーザートーニング(Qスイッチアレキサンドライトレーザーによる低フルエンス照射)は、私が長年取り組んできた当院オリジナルの治療です。しみ、くすみ、そばかす、肝斑、小じわ、きめ、毛穴など、色味や質感のむらをなくしトータルで肌を美しくします。多少痛みもあり、直後は腫れて、数日赤くなるなどそれなりにダウンタイムもあります。でもメイクで隠せる程度なので、皆さんあまり気にされません。痛みとダウンタイムと効果はある程度相関があることを理解してくださっている方が多いです。もちろん痛みを和らげるための工夫もしていますので、ご安心ください。頬や額だけでなく、くすみがちでしみもできやすい唇やまぶたも照射します。くすみやはり感が改善しリップがきれいにのるようになりますよ。当院でそばかすの治療をされた方の双子の妹さんは、遠方のため最初は他院で治療を受けられましたが、目の周りのそばかすが残ってしまったとのことで、今通ってくださっています。他にも、しみが多い耳やフェイスラインもご希望があれば照射いたします。当然、当院では、肌の状態と反応を見極めながら、攻める設定と丁寧な照射テクニックを用いて、看護師ではなく私が照射を行います。

もう一つの特徴が、ケミカルピーリングとのコンビネーション治療です。ケミカルピーリングは、肌機能の低下によりたまってしまった余分な角層や角栓を除去し肌の再生を促す、どんな方にも必要な基本の肌メンテナンスであり、ほとんどの方がトーニングと併用して受けられています。以前はイオン導入との併用をおすすめしていましたが、ケミカルピーリングと併用した方が美肌効果は断然高いと思います。肝斑の方は、より慎重に治療をすすめる必要がありますので、トラネキサム酸の導入を提案しています。

さて、表題にありますピコセカンドレーザー

1年以上前から種々のレーザーを試用して、どの機種にするかずっと悩んでいましたが、ついにPicoWayを導入しました。今までのレーザーは、パルス幅がナノ秒単位でしたが、更に短いピコ秒となり、熱ダメージを軽減しつつメラニン色素をより細かい粒子に壊すことができるようになりました。PicoWayは、パルス幅やピークパワーの点で業界一ハイスペックのピコセカンドレーザーといえます。しみ、そばかす、太田母斑、そしてもちろんタトゥー除去にも活躍します。また、730nmは、数あるピコセカンドレーザーの中でもPicoWayだけの波長です。これまで治療が難しかったタイプのしみやタトゥーも、PicoWayにより改善できる可能性があります。

そして、レーザートーニングも、PicoWayによるピコトーニング(Wピコトーニング)へ変わります。症状に合わせて、730nmと1064nmの2 波長を駆使して照射します。もちろん、私が照射します。1回1回の治療を大切に、丁寧に、スキンケアも含めて、スタッフ一同全力で皆さまの美肌へのサポートをいたします。

是非ご相談ください。