週末は京都でセミナーがありました。Wピコトーニングについての講演です。鮒鶴鴨川リゾートという、古い木造建築の趣のある素敵な会場でしたので、とても楽しみに伺いました。
ピコセカンドレーザーによるスキンリジュビネーション(若返り)治療は、一般的にフラクショナルハンドピースを使用する場合が多く、ピコトリプルと言って、しみのスポット照射(ピコスポット)と波長1064nmでのトーニング(ピコトーニング)、フラクショナル照射(ピコフラクショナル)を組み合わせた治療もよく行われています。私はあえてフラクショナルは使わず、波長1064nmに加え波長730nmも同時に照射するという治療(Wピコトーニング)を行っています。フラクショナルでは、主にしわやはり感、毛穴の改善を狙っていると思いますが、照射法を工夫することで、フラクショナルを用いなくても効果を出せます。麻酔を塗る必要もないですし、ダウンタイムが抑えられるのもメリットです。しみも、波長と照射法次第で効果を高められますから、スポット照射のようにダウンタイムを気にせず治療が受けられます。また、効果の持続が長いため、毎月でなくても3ヶ月や半年に1回と決めて治療を受けている方もいらっしゃいます。最近、患者さまのリクエストにより、首に照射するメニューを新たに加えました。Wピコトーニングはまだまだ進化していきますので、皆さま楽しみにしていてください!
講演を聴いてくださったユーザーの先生から、ずっと抱えていたもやもやがクリアになり、来てよかったですとお声をかけていただきました。ピコセカンドレーザーの治療について、私自身もまだまだ経験値を上げていく必要がありますが、今回の講演でWピコトーニングの素晴らしさが少しでも伝わったのなら嬉しく思います。ご参加くださった先生方ありがとうございました。